3月15日(月)
告知
午前10時、ふれあいセンター
広報誌「ひろば」の編集委員会に顔を出し、その後病院へ。
地下の食堂で昼食しながら診察の順番を待った。
中待合室・・・
心の中で昨日の「私はいま〜♪」を、口ずさみながら待つ。
配偶者は都合が悪く同行していないが、歌のおかげで孤独ではない。
診察室・・・
名前を呼ばれ、入っていった。
「おせわになっています」と、挨拶。
レントゲン写真を見ながら説明を受けた。
「悪性です。温存治療は無理です」と、言われたので、
「左側は、大丈夫ですか?」と、聞いた。
左側は、そのまま残るとのことだった。
他に聞きたいこともなかったので、
「おねがいします」と言うほかなかった。
その場で、手術の日にちを決めた。
最初、「3月30日入院、31日手術」と言われたが、
31日は、ビーズの日だ。。。
チラシにも印刷してもらい、ビーズの先生をすることになっている。
結局、「4月1日入院、2日手術」に決定した。
こんなときに、場の雰囲気に気を使ってみるのも変だったが、
「うそみたいな日ですね」と、微笑んでみた。
その後、手術に向けての検査と手術に耐えられる範囲の測定をした。
血液検査・尿検査・胸のレントゲン
途中で一度だけ、「私はいま〜♪」が、舞い戻ってきた。
心電図の検査は、上半身だけ裸になり、靴下を脱いで
安息時と、階段の上り下り運動を行った直後との2回の測定だった。
上半身裸の階段昇降運動は、カーテンの中とはいえ、いやな感じがした。
肺活量の検査は、もっと吐いて〜もっと吐いて〜
と、体力測定の要領だった。
不思議なほど冷静で居られる自分にちょっと驚いた。
子どもも大きくなってるので、心配事も軽減されているのだろう。
もしも、子どもが小さかったら泣いていたかもしれない。
こんなことでもない限り、長期休暇はもらえないから、
休養が楽しみにも思える。
こんなふうに思えるのは、たぶん、今まで出会った方々のおかげ。
感謝。感謝。