Winkなたわごと

9.怠け者の悟り 2005年4月11日
そうじについて

部屋が散らかっていても気にならない。そーゆーおおらかな性格の方には、まったく関係のない話だが、
そうじが苦手にもかかわらず、「きれいにしなくては・・・」と、いつも気持ちばかりが焦っている方には、ぜひオススメの対策を発見。
とくに、人生の大半をおおらかに過してきたにもかかわらず、突然、神経質になって途方にくれている方には、ぜひぜひオススメ。

私は、今まで、部屋の散らかりや、ゴミに囲まれた生活を諸共せず、おおらかに過しているフリをしていたが、じつは、「片付けねば・・・」と、いつも頭の片隅で意識していた。
けっこう、それがストレスだった。
とっとと片付ければ済む話だとは分かっていても、なかなか作業に取り掛かれず
「さて、どこから手をつければいいのだ?」と、考えて一日が暮れることもしばしばあった。
困ったことに、「新しいことを始めようか」と、思うたびに「そうだ!部屋を片付けてからにしよう」などという発想をしてしまうがために、新しいことも始められず「片付けねば・・・」と、憂鬱な気持ちにうずもれていくのだ。

「部屋が片付いてから、何かを始めよう」などというのは、とんでもなく目標が高すぎたのだ。
「片付けよう」ということ自体に無理があったのだ。
そこで、高すぎた目標を、ちょっと低めに設定してみることにした。

発想の原点は、「できるうちに、ゴミは処分しておかなくては・・・」というところにある。
生活スペースを広げるとか、生理整頓をするとか、そんなことではなくて、いずれは処分すべきことになるゴミを、少しづつでも処分しておけば楽チンだろーなーと、必殺技に気づいたのだ。

その必殺技というのは・・・
いつも出てくる日頃のゴミの袋に、プラス1袋のゴミを作るというものだ。
計画的にやるのではなく、思いついたときに、手当たり次第、「これはゴミ」と思うものをゴミ袋に詰めてみる。
何袋も目標にしてはいけない。ゴミ捨て場との往復の回数が多いと大変だからね。
これを機に、そうじができるようになるかも?などと期待しないほうがいいと思う。
ましてや、これを機に、規則正しい生活ができるようになるかも?などのプレッシャーは良くないね。
「1回や2回、ゴミ出しを忘れても、思い出したときから、また始めよう」程度が、いいかもね。
とにかく、目標は、低く、低く。

こうして、徐々に我が家からゴミが減っていくことになる。
我ながら、なかなかの名案だと思うよ。
「そうじをしなくては・・・」と、気にしつつ、どこから手をつければよいのやら見当もつかないまま、何年も経過している方は、ぜひ試してみてね。

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